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こんにちは!幼児教育科学研究所の曽根です。
本日は、体操選手である白井健三選手がどのように育ったのかを科学的見地から分析します。
まずは、白井健三選手の生い立ちと実績を紹介します。
白井健三選手の生い立ちと実績
1996.8 神奈川県横浜市に生まれる
1999 兄の影響で3歳から体操を始める
2011 全国中学選手のゆかで優勝
全日本種目別のゆかで2位
2012.4 神奈川県立岸根高校に進学
2013.10 世界選手権の男子ゆかで金メダル
2014.7 全日本種目別のゆかで2連覇
2014.8 全日本ジュニア男子個人総合で優勝
2014.10 世界選手権に日本代表として挑む
2015.4 日本体育大学に入学
2015.10 世界選手権にて団体優勝、
種目別ゆかで金メダル獲得
2015.11 全日本団体選手権で日体大の5年ぶりの優勝に貢献出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01B60ZFQQ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
白井健三選手の幼少期の子育てにおける2つの特徴
- 白井家には4つの決めごとがある
- 健三は空間認知能力が人並みに外れ優れている
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01B60ZFQQ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
今回は、白井選手についてのポイント2つを科学的見地から分析します。
1. 家訓を作る

嘘をつかない。約束は守る。姑息なことはしない。物を大事にする。
白井選手のご家庭では、4つのルールを作り、お子様にサインまでさせていたそうです。
家訓を作り、子供にそれらを守らせるのは子供を縛るようにもみえますが、そうではありません。
ルールを作り、してはいけないことを明確化してあげることで、子供は幅広くチャレンジできます。
何をしてはいけないのか、何をしたら怒られるのかがわからない子供は、のびのびと挑戦することができません。
家訓を作る際の注意点
-保護者同士で話し合い、決める
家訓を作っても、保護者同士が共有していなければ意味がありません。
家族全員でそのルールを守り、子供にはルールの範囲内で自由に行動させましょう。
家訓以外のことについては叱らない
日常生活において、家訓以外のことでは子供を叱らないようにしましょう。
家訓以外のことについても叱ってしまうと、子供は何を守れば良いのかわからなくなってしまいます。
白井選手のご家庭では、彼が食べ物を散らかしたり、片付けができなくても注意しなかったそうです。
家訓を守っている以上、それ以外のことについて叱ることは推奨しません。
ただし、子供の年齢に応じて家族で話し合い、新たなルールを設けることは問題ありません。
家訓の数は1~5個くらいとしましょう。
2. 空間認識能力を伸ばす

空間認識能力は、どのスポーツにおいても必要な能力です。
野球であればボールの落ちる位置を、サッカーであれば敵・味方の位置、体操や水泳でも自らの位置の把握など、多岐にわたって必要とされる能力です。
一般的には、地図を立体的に捉えたり、道を間違わずに歩くために欠かせない能力だと言われています。
今回は、幼少期における空間認識能力の伸ばしかたを紹介します。
空間認識能力を高めるには、幼少期にさまざまな運動をさせましょう。
保護者が一緒に遊んであげることで、空間認識能力を伸ばす素地を作ることができます。
特に、ジャングルジムなどの3次元に遊ぶことができる遊具は能力を高めるのに効果的です。
その前提として、子供の握力を鍛えるトレーニングをしてあげましょう。
握力を鍛えることで、空間認知能力を高める運動に移行しやすくなります。
タオルの引っ張り合い
たとえば、お風呂のなかでも楽しみながら握力を向上させることが可能です。
スポーツ選手に共通する子育ての特徴とは?
白井選手に限らず、プロスポーツ選手の家庭に共通する子育てのポイントについては下記に記載しています。
ぜひ参考にしてみてください。
白井選手のご家庭では、お子様が体操選手を目指すうえでどれだけの練習時間が必要なのかを具体的に説明されたそうです。
勉強に励む時間が取れなくなることから、学校の授業は真剣に取り組むことを約束し、結果的に優秀な成績を修めていました。
家訓を作り、子供と保護者のあいだのルールを明確化することで、子供は自由にチャレンジできます。
みなさんも、まずはご家庭の方針を保護者同士で話し合ってみてはいかがでしょうか。
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