目次
- 子どもが本を読みたがらない
- 本を読んでいると、どこを読んでいるのかわからなくなる
- 本を長時間集中して読めなくなった
- 視力に問題はないが、近くが見えづらくなった
みなさん、心当たりはありませんか?
この現象は心の問題だと捉える方が非常に多いのですが、実は肉体的能力の欠如・低下により、集中力が低下することが原因だと言われています。
あなたは正常ですか?
ご自身もしくはお子さんを対象に、下記のチェックリストをご覧ください。
- ノートから文字がはみでることが多い
- 勉強にすぐに飽きたり嫌になる
- 本を読むときに指で文字をなぞっている
- じっと座っていることが苦手
- 机に向かう姿勢が悪い
- 話を聞いているのかいないのかわからない
- ボールを使って遊ぶことが好きではない
- 家でゲームばかりしている
- よく転んだりぶつかったりする
- 自分の子どもが幼く感じる
5つ以上当てはまる場合は、肉体的問題=見るチカラに問題を抱えている可能性があります。
見るチカラとは?
見るチカラとは、遠くを見るだけではなく総合的に目が果たす役割のことです。
まずは、下の画像をご覧ください。
絵の中に隠されている”何か”を見つけられますか?

ヒントは動物が隠れています。
スクロールすると答えの画像です。

絵の中には牛が隠れています。
この絵の中に隠れている”何か”を見つける力は、”目のチカラ”に依存するものです。
近年テレビやSNSで配信されている、
多くの漢字の中から一つ違う漢字を見つける
少しずつ変化する写真画像の変化した場所を見つける
というような内容のものも、見るチカラに依存しています。
そして、この見るチカラは一般的な遠くを見る視力検査では測ることができません。
そのため、遠くを見るチカラがある(遠方視力がいい)=目に問題はない
と考える方が多くいらっしゃいます。
見るチカラ?集中力?その関係性とは?
見るチカラと集中力の関係性として、近方視力を例にあげます。
近方視力とは、手元30cmがどれだけ見えるかというチカラです。
年配の方になるとこのチカラは低下し、老眼といわれる症状が発生します。
すると、以前と同じように読書をしていても、脳にかかる負担が増大し、脳の疲れがピークに達するまでの時間が早くなり、長時間集中ができなくなるのです。
大人であれば、継続して集中できなくなったと実感できます。
しかし、子どもの場合には、近くがきちんと見れなくて当然というような大人の思い込みから、近方視力が低いということに気付いてもらえません。
現在、6歳-12歳の近方視力において、8人に1人がこの問題を抱えていると言われています。
しかしながら、近方視力の検査を行っている学校は、日本では全国でもわずか100校程度というのが現状です。
今回は近方視力を例にあげてみましたが、目にはさまざまな機能が備わっており、そのすべてを総合的にトレーニングする必要があります。
見るチカラは生まれながらのものではないの?と思われる方がいらっしゃるかと思います。
もちろん天性の素質といったものは否定することはできません。
しかしながら、見るチカラを向上させるビジョントレーニングにより改善することが可能です。
その具体的な方法を紹介したいと思います。
ビジョントレーニングとは?
ビジョントレーニングとは、アメリカでは100年以上医療として用いられている歴史あるトレーニングです。
かつて、ジョンソン副大統領の娘にトレーニングを行ったところ、成績が劇的に改善されたという実績も残っています。
さらに、近年ではスポーツ業界で幅広く取り入れられており、プロ野球・ボクシング・サッカー・競輪などのアスリート選手達も積極的に行っております。
以下は、プロ野球の巨人軍が実際にビジョントレーニングを取り入れている動画です。
大人のみならず、子どもにもその効果が期待できるトレーニングとして、ビジョントレーニングが注目されています。
目のチカラを養うことで、集中力の向上だけでなく、運動能力の向上も可能です。
ビジョントレーニング方法
【西尾さん】
ビジョントレーニングで学校の成績も仕事の効率も上がる?
黒板を写すときにも、文章を読むときにも「目のチカラ」は必要になります。
また、パソコン作業や書類に目を通すときにも「目のチカラ」は必要です。
ビジョントレーニングの効果は体感していただけると確信しておりますので、ぜひお試しください。
年齢とステップごとのまとめ記事は以下をご参照ください。
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