卓球選手/石川佳純選手を育てた子育ての3つのポイントを科学的に分析!!

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こんにちは!幼児教育科学研究所の曽根です。

本日は、卓球選手である石川佳純選手がどのように育ったのかを科学的見地から分析します。

まずは、石川佳純選手の生い立ちと実績を紹介します。

石川佳純選手の生い立ちと実績

1993.5     山口市に生まれる
1999      6歳で卓球を始める
2005.4     大阪の四天王寺羽曳丘中学へ、寮生活をスタート
2007.1     史上最年少13歳で全日本選手権ベスト4入り
2009.5     初出場の世界選手権でベスト8入り
2010.1     全日本選手権ジュニアの部で史上初の4連覇
2011.1     全日本選手権シングルスで初優勝
2012.8     ロンドン五輪でシングルスで4位、団体で銀メダル
2014.9     アジア競技大会、女子団体銀メダル
2014.12 ITTFワールドツアー・グランドファイナル、女子シングルス優勝
2015.5      ITTFワールドツアー・フィリピンオープン、女子シングルス優勝
2015.8      ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン、女子シングルス優勝
2015.11    ITTF女子ワールドカップ、女子シングルス準優勝

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石川佳純選手の幼少期の子育てにおける3つの特徴

  1. 赤ちゃんの頃から1分以上泣かせたことがなかった
  2. 子供を授かってから、1人の人間として接しようと準備していました
  3. 卓球スキルのことで娘を怒ったことは一度もないですけど、鼻が高くなったり、練習態度が悪かったり、集中していないなと思った時はガツンとやりましたね

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今回は、石川選手についてのポイント3つを科学的見地から分析します。

1. 子供が泣いていたら1分以上放置しない

泣き顔

子供が泣くのにはきちんとした理由があります。

お腹が減った、身体が痛い、寂しい、オムツを替えてほしい etc…

子供はそれらを言語化することができず、保護者の関心を得るために泣いています。

このときに放置を繰り返してしまうと、子供は保護者からの愛情を感じることができず、自己肯定感を高めることができません。

そのため、泣いている子供の元にすぐに駆け寄ってあげることは非常に大切なポイントです。

また、言葉を話せるようになったとしても、泣いている子供を放置することはよくありません。

保護者
子供が泣いているときにはどう対応するの?

子供が泣いているときは、”泣いている理由を聞いてあげる”ことを意識しましょう。

例えば、お菓子を買って欲しくて泣いている場合でも、購入するか否かにかかわらず子供の話を聞いてあげましょう。

お菓子を買わない場合でも、子供の話を聞いたうえで買わない理由を伝えるようにしましょう。

泣いている理由を聞いてあげることで、子供は保護者からの愛情を感じ、早く泣き止むことができます。

また、子供自身が自己肯定感を損なうこともありません。

泣いている理由をなかなか話せないときは、保護者が子供の気持ちを言語化してあげましょう。

保護者
お菓子食べたかったのかな(欲しかったのかな)?

子供が友達とケンカをしてしまった場合も、きちんと理由を聞くようにしましょう。

保護者
お友達と何があったの?
おもちゃを取られて悲しくなった?

繰り返すうちに、子供は自分で自分の気持ちを言語化できるようになっていきます。

そして、自分の気持ちを言葉にできたときには必ず褒めてあげましょう。

子供は褒められると自分の気持ちを素直に伝えられるようになります。

2. 子供を子供としてではなく、小さな大人として接する

対等

ここで大切なのは、”子供と対等な立場で付き合う”ということです。

子供と対等に接するメリット
・子供自身が「尊重してくれている」「大切にされている」と感じることで、保護者との信頼関係を築くことができる
・子供が自立しやすくなる
保護者
将来のためにしっかりと勉強させたい!

子供に無理矢理勉強をさせていませんか?

例えば、みなさんの友人が勉強をしなかったとき、みなさんは友人に勉強を強制しますか?

自分の子供となると、強制的に勉強をさせてしまうケースが非常に多いです。

その結果、子供を1人の大人ではなく、保護者の意思を遂行させる所有物として扱ってしまうのです。

子供の話を聞かず、意見を聞かず、自らの考えを押しつけてしまうと、子供と保護者のあいだには信頼ではなく依存関係が生まれてしまいます。

子供は自分で考え、自立するチャンスを失ってしまうのです。

その状況を避けるため、子供を子供ではなく、小さな大人として接することが大切です。

そのためには、”自分の子供ではなく、他人の子供だと考えて接する”という方法がオススメです。

子供が喧嘩したとき、泣いているとき、わがままを言ったとき etc…

他人の子供であれば、きちんと話を聞き、諭すようになだめませんか?

本件については、さらに具体的な方法を別の記事で紹介していますので下記を参照ください。

日常に取り入れやすい!!子どもとの信頼関係を作る4つの取り組み

2018.06.20

3. 結果ではなくプロセスを叱る

詰め込み

石川選手のお母さんは、決して彼女のスキルを叱ることはなかったそうです。

しかし、練習態度が悪かったり、鼻が高くなっているときには叱っていたそうです。

プロセスの過程で、よくないことはしっかりと叱ることで、結果にかかわらず何事にも取り組む姿勢を身につけることができます。

叱るのと同様、褒める際には結果を褒めるのではなく、プロセスを褒めることが大切です。

毎回結果を褒めてしまうと、子供は結果を出せるものだけに取り組むようになってしまいます。

子供の褒めかたに関しては、以下のリンクでも紹介しています。

褒め方を間違えると逆効果!!正しい子どもの褒め方とは??

2017.12.22

さらに、石川選手はインタビューの際にこのようなことを言っていたそうです。

石川選手
“パパは風邪をひこうが熱があろうが、絶対に仕事を休まず本当にすごかった”

子供はみなさんの日頃の行動や態度をしっかりと見ています。

そのことを忘れずに日々の子育てに取り組んでみてください。

また、石川選手だけではなく、多くのスポーツ選手に共通して大切なポイントがあります。

下記の記事にまとめていますので参照ください。

有名スポーツ選手の子育てに共通する3つのこととは??科学的見地から分析してみました。

2019.01.18











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