有名スポーツ選手の子育てに共通する3つのこととは??科学的見地から分析してみました。

アスリート




 

こんにちは!幼児教育科学研究所の曽根です。

本日は、プロスポーツ選手を育てたご家庭に共通するポイントを紹介します。

そのポイントとは、”やりたいことに全力を出し、結果を残すために努力をする”というものです。

1. 子供の活動に強い関心を示す

子ども関心

本項目については、スポーツに限らず子育てに共通して最も大切なポイントです。

子供に愛情の言葉やスキンシップを取ることは直接的な愛情表現ですが、保護者が子供の活動に対して強い関心を持つことも愛情表現の一つです。

スポーツをすると保護者が興味を抱いてくれる

スポーツをすると保護者が褒めてくれる

必ずしも、保護者がそのスポーツを経験している必要はありません。

あくまでも、子供の活動に対して強い関心を持つことが大切です。

保護者
私は運動ができないので…

みなさんがそのスポーツを得意としている必要もありません。

保護者
今日はどんなことをしたの?
次はどんなことをしたい?

これらの言葉をかけ、保護者が子供の活動に興味を持っていることを伝えましょう。

スマホを見たまま、他の作業をしながら、子供の相手をしていはいけません。

必ず作業を中断し、しっかりと子供と向き合ってください。

興味や関心が子供の能力を伸ばす科学的見地とは?

スキンシップ

子供に愛情の言葉やスキンシップを取ること、子供の活動に対して強い興味関心を持つことで、子供の自己肯定感は育っていきます。

自己肯定感が高まると、子供は自分が愛されていると感じ、安心感を得ることができます。

安心感を得るからこそ、プレッシャーのかかる場面で失敗を恐れずにスポーツに取り組むことができます。

では、愛情を感じていない場合はどのようになるのでしょうか?

子供
失敗したらどうしよう
できなかったら嫌われるのかな

このように考えてしまい、何事にも取り組むことができません。

2. プロスポーツ選手の姿を見せる/模倣能力

プロ

幼少期に、プロスポーツ選手が真剣にプレイしている姿を見せるというのも、多くのプロスポーツ選手を育てたご家庭に共通しています。

実際に見ることができない場合は、映像を通して見せてあげましょう。

プロスポーツ選手の姿を見せる理由は、”一流選手の真似をさせる”ことが上達の近道だからです。

一流選手がどのように体を使い、どのように構え、どのように試合に望んでいるのかを見せてあげることで、子供はその選手を真似するようになります。

ただし、いきなり選手の姿を見せても、上手に真似ができるわけではありません。

そこで、子供が上手に真似をするための”接し方”と”能力開発”の方法について紹介していきます。

子供に気づいたことを言ってもらう

模倣

一流選手の真似をするためには、始めの構え、体重の移動の仕方、動きの終点位置などを細かく把握する必要があります。

それらを子供自身が言語化することで、自分の考えを整理することができます。

気づきを言語化することは、「考える力」を育てることにもつながります。

子供がなかなか気づけないときは、

保護者
プロ野球選手はボールを投げるときに、「膝を高く上げている」「腕を最後まで振り切っている」ことに気づいたよ

などと、子供に気づいてほしいポイントを伝えてあげるようにしましょう。

そうすることで、子供自身もどこに注目すれば良いのか、自然とわかるようになります。

ただし、みなさんの意見を強制する伝え方は避けましょう。

子供自身が間違っていたとしても、どこを見て、どのように考え、どのように実行するのかを見守りましょう。

ごっこ遊びや動物のモノマネ遊びをする

ごっこ遊び

先述した内容の一つ前の段階として、ごっこ遊びや動物のモノマネ遊びもオススメです。

ヒーローやアニメのキャラクターが好きな子供は喜んでマネをするので、イメージ力を向上させることができます。

また、動物のモノマネは人間にはできない動作も多く、表現方法を考えることを通じて、自分の体の動かし方を学ぶこともできます。

みなさんも一緒にマネすることで、子供はさらに夢中になります。

3. 自ら決断させる

選択

みなさんは、待つ教育という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

同じ子供であっても、年齢や環境によって成長の度合いは異なります。

保護者
子供に早く成長してほしい

このような気持ちから、子供に口出しをしてしまい、過干渉になってしまうことがあります。

子供は自分自身の進路や決断を考えるチャンスを失ってしまい、考える力を育てられません。

子供を信じ、大切な決断をするときには、みなさんの意見ではなく、子供の意見を尊重するようにしましょう。

もちろん、それがみなさんの望む決断になるとは限りません。

しかし、子供自身がどのように考え、どのような決断をするのかを見守る”待つ教育”を心がけてください。

 

保護者
子供が決断するとき、親は何をしてあげればいいの?

みなさんに行ってほしいことは、”子供が決断できる環境を用意してあげること”です。

子供がなかなか自分の意見を言えない場合は、選択肢を与えてあげましょう。

保護者
今日の晩ごはん何にする? 

と聞いても答えが返ってこないときは、

保護者
カレーにする?それとも、スパゲティにする?

このような形で選択肢を作り、子供に選ばせてあげることが、子供の「考え決断する力」を育てることにつながります。

進路に悩んでいる子供であれば、情報を与えたり、学校見学に連れて行ってあげましょう。

そうすることで、子供は自分で決断ができるようになります。

プロスポーツ選手を育てた多くのご家庭では、保護者から「プロの選手になりなさい」と言われて、子供がそれを目指すことは非常に少ないです。

子供がやりたいことを決断し、その繰り返しを行うことで一流のスポーツ選手へと成長していきます。

今回の記事は、スポーツに限らず子育てに共通して大切なポイントです。

一流のスポーツ選手のご家庭で取り入れられているその他の子育ての方法については、下記を参照ください。

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