こんにちは!幼児教育科学研究所の曽根です。
本日は、バレーボール選手である木村沙織選手がどのように育ったのかを科学的見地から分析します。
まずは、木村沙織選手の生い立ちと実績を紹介します。
木村沙織選手の生い立ちと実績
1986.8 埼玉県に生まれる
1994 小2で秋川JVCに入団、バレーボールを始める
1999.4 成徳学園中(現・下北沢成徳中)に入学
2002.4 成徳学園高(現・下北沢成徳高)に進学
2003.3 主力として春高バレー優勝
2003.9 アジア選手権で代表デビュー
2004.8 アテネ五輪に出場し、5位
2005.4 東レ・アローズに入団
2008.8 北京五輪に出場し、5位
2012.8 ロンドン五輪に出場、28年振りに銅メダルをもたらす
2012.9 トルコリーグのワクフバンク・テュルクテレコムに移籍
2013.3 欧州チャンピオンズリーグで優勝、トルコリーグ、トルコカップも制し三冠
2013.5 全日本の主将就任
2014.6 東レ・アローズに復帰出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01B60ZFQQ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
木村沙織選手の幼少期の子育てにおける3つの特徴
- 自分の目で娘を観察し、皮膚を触れあわせ、匂いを嗅ぎ、泣き声のトーンでその意味を察知し、自らの感覚で娘を育んだ
- キャラクター弁当を作ってあげよう
- 常に”自分のことは自分で決めなさい”と言ってきた/納得して自分で決める環境を作りたかった
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01B60ZFQQ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
今回は、木村選手についてのポイント3つを科学的見地から分析します。
1. 子育ての方針を自分で決める

この項目は、子育てにおいて共通して大切なものです。
まず、そもそも”上手くい唯一の子育て方法”は存在しないということです。
さまざまな育児書、ママ友の情報、有名人の子育て方法、我々が書いている記事の内容 etc…
上記は、子育てをするために参考にするツールであって正解ではありません。
大切なのは上記の情報を精査し、自分なりの子育て方法を見つけることです。
必要だと思うものや、自分や子供に合っているものは取り入れて、自分オリジナルの子育てをおこないましょう。

ときには、子育てが思いどおりにいかず、ストレスを感じることもあるでしょう。
そんなときには子供をしっかりと観察し、自らの対応を柔軟に変えていきましょう。
そうすることで、子育てへのストレスは軽減されるはずです。
2. キャラ弁を作るようにした

この項目において注目すべきなのは、”行動によって愛情を伝える”ということです。
0~4歳の子供に対しては、愛情の言葉をかけてあげることで保護者の愛情は伝わります。
しかし、年齢が上がるにつれて子供は保護者の愛情の言葉を恥ずかしく思ったり、素直に受け取れなくなります。
そのため、愛情の伝えかたを言葉ではなく行動として示すことが重要です。
彼女のお母様が愛情を伝える方法として選んだ行動が、キャラ弁を作るという行動でした。

どの家庭でも取り入れやすい下記の方法がオススメです。
子供が頑張ったこと、嬉しかったことなど、子供が話したくなるような内容を質問して、最後まで聞いてあげる(共感をしてあげる)という方法です。

お友達と何して遊んだの?
子供がポジティブな気持ちで答えられる質問にしましょう。

その場合の多くは、聞きかたに問題のあるケースが多いです。
他のことをしながら話を聞いたり、共感ではなく意見を言ってしまっていませんか?
子供の話をしっかりと聞き、楽しい気持ちを共有できれば、子供は自然と話してくれるようになります。
3.自分のことは自分で決めさせた

この項目は、木村選手に限らず多くのプロスポーツ選手に共通する特徴です。
プロスポーツ選手の家庭に共通する子育てのポイントについては下記に記載しています。
ぜひ参考にしてみてください。
彼女に元気がないとき、お母様は彼女の態度や言動でいち早く気づかれたそうです。
幼い頃から子供の様子を注意深く見て、対応されている結果ではないでしょうか。
ぜひ、今回紹介した子育て方法を取り入れてみてください。
周りと結果が違う