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こんにちは!幼児教育科学研究所の曽根です。
本日は、サッカー選手である宇佐見貴史選手がどのようにして育てられたのかを科学的見地から分析します。
まずは、宇佐見貴史選手の生い立ちと実績を紹介します。
宇佐見貴史選手の生い立ちと実績
1992.5 京都府長岡京市生まれ
1993.1 生後8ヶ月でボールを蹴り始める
2005 長岡京SSからガンバ大阪ジュニアユースに入団
2009.5 ガンバ大阪史上最年少(当時)の17歳14日で公式戦デビュー
2011.6 ユース年代日本代表で実績を残し、A代表に初招集される
2011.7 バイエルン・ミュンヘンへ移籍
2012.7 ホッフェンハイムへのレンタル移籍
2013.7 古巣ガンバ大阪へ復帰し一部昇格に貢献
2014.12 エースとしてガンバ大阪を3冠に導く
2015.3 ウズベキスタン戦で代表初ゴール
2016.1 ガンバ大阪で天皇杯連覇を果たす
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宇佐見貴史選手の幼少期の子育てにおける3つの特徴
1.貴史から”おかん、見ててね”って言われた時は、たとえ台所仕事が忙しくても手を止めて”上手いねぇ”と褒めてやりました
2.相手を頭の中でイメージしドリブルする『妄想ドリブル』です
3.僕ら夫婦はガンバのサポーターになり、ホームの試合はほとんど欠かさず行っています
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今回は、宇佐美選手についてのポイント3つを科学的見地から分析します。
1. 子供の”見てて”に関心を持つ
みなさんは、子供に注目ができていますか?
子供の「見てて!」に対しては、しっかりと注目してあげることが大切です。
では、なぜそれが大切なのか理由をご存知でしょうか?
過去に、下記の実験が行われました。
Aグループ:新聞を読んだり、子供に反応せずに他のことを行う
Bグループ:子供に注目し、関心を持って過ごす
結果:Bグループの子供の方が幅広い遊び方をするようになった
心理学において、『安全基地』と呼ばれる専門用語があります。
保護者が子供にとっての安全基地となることで、子供は何かに失敗したり、危険を感じたとしても、「保護者が助けてくれる」「保護者が受け入れてくれる」と考えることができます。
このように考えることで、子供はチャレンジできるようになるのです。
つまり、子供の”見てて”に対して、しっかりと関心を持ち、保護者が安全基地となることで、子供は新たなことにチャレンジしやすくなります。
子供の問いかけに対して、スマートフォンを見ながら対応をしてしまうなんてことはありませんか?
そのような対応方法では、子供の安全基地として機能することができません。
2. イメージトレーニング
何か目標を達成するためには、自分の心のなかで明確なビジョンを持ち、イメージすることが大切です。
脳にはフィードバック機能が搭載されており、想像やイメージは精神だけでなく肉体的な部分にも影響を与えることが証明されています。
例えば、梅干しを食べることを想像すると唾液が多く出ますよね。
この現象は、酸っぱいものを食べるという想像が、肉体的な部分に影響を与えているからです。
スポーツにおいても、ポジティブなイメージトレーニングに取り組むことが増えてきました。
しかしながら、宇佐見貴史選手のように相手選手を想像しながら身体を動かすことは簡単ではありません。
イメージトレーニングは遊びを通して行えます。
動物をイメージして遊んだり、マネをする
イメージトレーニングは遊びを通じて行えます。
上記の方法であれば、子供は楽しみながらトレーニングができるうえ、人間以外のマネであれば、子供の想像力をより発揮させられます。
ぜひ、遊びの1つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
3. プロスポーツ選手の姿を見せる/模倣能力
この項目は、宇佐見貴史選手だけでなく、多くのスポーツ選手に共通して大切な部分となります。
その理由については、下記の記事にまとめていますので参照ください。
今回紹介した内容は、スポーツに限らず子供の能力を伸ばすための方法です。
ぜひ実践してみてください。