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※このように考える方は必読です!
- 子どもを東大に入れてあげたい
- 自分のやりたいことを見つけて、頑張れる子になってほしい
- 勉強はできなくても、優しい子になってほしい
こんにちは!幼児教育科学研究所の曽根です。
子どもに対して上記のように考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
子どもの将来像に違いはあっても、子どもには共通して育まなくてはならないものがあります。
心を育てることが大切です
心を育てるってどんなこと?

それは、「自己肯定感」と「思いやりの力」を育むことです。
まずは、自己肯定感を育みましょう。
自分に自信がなければ、なにかに挑戦したり目標を達成することはできません。
他者にも積極的に関わることができず、思いやりの心を育てることも難しいでしょう。
次は、思いやりの心です。
親から愛情を受けなかった子どもは、自分を愛することも、他者に優しくすることもできません。
心を育てるために、満たさなければならない欲求とは?
心を育てるためには、上記の欲求が満たされている必要があります。
step1から順番に欲求を満たしてあげることで、自己肯定感と思いやりの力は育ちます。
今回は、Step1~4までの欲求を満たす具体的な方法とテクニックをご紹介します。
*Step1~2は適切な食事と住居が提供されるだけで満たされます。
一週間で結果を出す具体的な方法
3種類のかけるべき言葉
Step3~4の社会的欲求・尊厳欲求を満たすためには、言葉かけが大切です。
①愛情の言葉
- お父さんとお母さんはあなたのことが大好きなのよ
- あなたはお母さんとお父さんの宝物なのよ
- 生まれてきてくれてありがとう
- あなたのことがみんな大好きよ
愛情を言葉にして伝えてください。
自分は愛されているのだと、気付かせることが大切です。
②感謝の言葉
- 生まれてきてくれてありがとう
- 笑ってくれるだけでお母さんは幸せよ
- あなたのお母さんでよかった
- 今日もお母さんのために頑張ってくれてありがとうね
感謝の言葉を伝えてください。
親のために何かができていると気付いてもらいましょう。
0-3歳は存在してくれていることに感謝をし、4歳以降は感謝や褒める言葉を工夫しましょう。
例えば、子どもの成長した部分を褒めてあげると、子どもも自らの成長を実感できます。
子どもは成長を実感すると、さらに成長したいと思うようになります。
ここでの注意点として、兄弟や友達との比較ではなく、あくまでも子ども自身の過去と現在を比較しましょう。



③一体感の言葉
- お父さんとお母さんはいつもあなたと一緒だからね
- どんなときもお母さんとお父さんは応援してるからね
- どんなときもお母さんとお父さんは見守っているからね
子どもに安心感を与えてください。
1人で寝れなかった子どもが、1人でも寝れるようになったという例もあります。
上記の言葉は参考事例であり、本質的に愛情・感謝・一体感を伝えるものであれば、どのような言葉でも構いません。
効果を倍増させるために意識してほしい4つのこと

- 1日10回以上、上記3種類の言葉をかける
- 子どもがリラックスしているときに声をかける
- 抱きしめたり、スキンシップを取りながら言葉をかける
- 無理のない範囲で行う
継続的に行うことで、日常的に欲求が満たされ、成長欲求を引き出すことができます。
子どもがリラックスしているときがチャンスです。
夜に寝るとき、お風呂に入っているときなどが脳科学的には効果的だと考えられています。
また、スキンシップを取ることも効果的です。
6秒以上抱きしめてあげることで、幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンが分泌されます。
その際に言葉をかけてあげると、より効果が出ると言われています。
あくまでも、上記は理想の目安です。
無理のない範囲で精一杯、あなたからの言葉を贈るよう心がけましょう。
他にはどんな言葉が良いの?

どんな会話が子どもの成長につながるの?
- 朝に家族の予定を話す
- 夜にその日の出来事を話す
- お父さんの仕事の話をする
- お母さんの仕事の話をする
朝に家族の予定を話すことは効果的です。
自らの予定を立てることで、忘れものが減ったというお話も多く聞くことができました。
子どもが会話と言葉の全てを理解している必要はありません。
極端に難しい言葉を選択することは避けてほしいのですが、子どもは自然と親の言葉を真似して理解していくものです。
心を育てるためのポイント



このような心配をされている方は、自己肯定感と思いやりの心を引き出すために、3つの言葉がけを行ってください。
愛情・感謝・一体感の言葉をかけてあげることからはじめてみましょう。