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※このように考える方は必読です!
- 子どもが全然勉強してくれない
- 勉強という単語を聞くと逃げ出す
- 集中力がなくて不安
こんにちは!幼児教育科学研究所の曽根です。
これらは多くの保護者が抱えている悩みではないでしょうか。
このケースがとても多いです

どのご家庭でもよく見受けられる場面ですが、この方法では子どもは勉強したがりません。
では、どのようにすれば子どもは勉強してくれるのでしょうか?
勉強のできる子は生活リズムが整っている

まず、いきなり勉強の習慣を身につけることはできません。
その前のステップとして、子どもの生活リズムを整えてあげましょう。
まずは、基本的なことから習慣化していきます。
- 起きる時間を決めること
- 寝る時間を決めること
できるようになったら、少しずつ項目を増やしていきます。
- 朝起きて挨拶をすること
- 顔を洗って着替えること
子どもの生活リズムが定着してきたら、そこに勉強する時間を加えましょう。
子どもは勉強にも取り組めるようになります。
朝と夜、どちらに勉強するべき?

答えは、どちらでも構いません。
重要なのは、生活リズムのなかに勉強を組み込んであげることです。
生活リズムを整えても、勉強になかなか取り組んでくれない

この場合は、そもそもやり方がわかっていないというのが原因です。
例えば、あなた自身で考えてみましょう。
毎朝足し算を行うことと、学んだことのない法律を勉強するのでは違いが明らかですよね。
勉強の仕方が分からないと、取りかかるまでの時間や勉強効率も大きく違うと思いませんか?
子どもにヒントは与えるべき?

子どもにどこまで教えてあげるべきか悩んだことはありませんか?
- ヒントをあげない
- 少しだけヒントをあげる
- 正解に近いことを教えてあげる
実はいずれも正解ではありません。
正解は”手本を見せてあげる”ことです。
迷路をなぞる問題でお話しします

迷路をなぞることができない(迷路のなぞり方がわからない)子どもがいるとします。
そもそも、子どもにとっては鉛筆を持つことも迷路をなぞることも難しいんです。


まずは、手本を見せてあげましょう。
子どもによっては、手本を見せても迷路をなぞれない場合があります。
その場合は、迷路を指でなぞらせてあげたりとステップを細分化しましょう。
小さなステップを積み重ねることで、最終的には迷路をなぞれるようになります。
また、間違いを正すこともオススメできません。
間違った解き方をしている場合は、同じように子どもに手本を見せましょう。
多くの手本を見せることで子どもは正解にたどり着けるようになります。
最も大事なのは終わったあとです

勉強が終わったあとは、必ず子どもを褒めてあげましょう。
手本を見せてあげたときも褒めてあげることが大切です。


話を聞いたことを褒められた子どもは、次からも話を聞いてくれるようになります。
子どもが勉強しているとき、あなたは何をしていますか?

子どもは大人に比べて、他のものに気を取られることが多くあります。
子どもの集中力が持続しない場合は、横でずっと見てあげましょう。
そして、子どもの動作が終わるごとに褒めてあげましょう。

迷路なぞれたね!えらいね!
勉強頑張れて良い子だね!
子どもは、親に注目されることと褒められることを本能的に求めます。
上記のように細かく声をかけてあげることで、子どもは頑張るようになるのです。
セミナーで頂戴した質問を掲載します

ご褒美の時間を求めるのですが大丈夫ですか?
全く問題ありません。プリントを終えた際には忘れずに褒めてあげましょう。

ただ、脱線する内容が勉強に関わるものなので止めずらいです。
注意する必要はありませんが、脱線せずにできた場合は、いつも以上に褒めてあげましょう。
勉強を習慣づけるポイント
- 生活リズムを整え、そのなかに勉強を組み込んであげる
- 子どもができるようになるまで、手本を見せる
- 子どもの動作が終わるごとに褒めてあげる
いかがでしたでしょうか。
ぜひ、みなさんも実践してみてください。