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好奇心が子どもの脳機能を10倍アップさせる

こんにちは!幼児教育科学研究所の曽根です。
今回は、子どもの脳機能を10倍近くアップさせる方法を紹介します。
*先に以下の記事を読んでいただくことを推奨します。
東大生は親に勉強しなさいと言われない?

多くの東大生は、幼い頃に親から勉強しなさいと言われた経験がありません。
その理由は好奇心と感動です。
学ぶことへの好奇心があり、学んだ結果得たものに対して感動するからです。
これは勉強だけに限りません。
スポーツに興味を持ち、できないことができるようになる感動もその一つでしょう。
好奇心と感動を持つ子ども育てるには?

幼少期(0~6歳)に、多くの情報と感動経験を子どもに与えることです。
それは、下記のような状況で可能です。
- 不思議(神秘)に触れる
- 人類の英知・偉業に触れる
実際に、どのような経験を積むことで結果が出るのかを紹介します。
・乗り物に乗る、工作やドロンコ遊び、海外旅行(国内旅行)
上記はあくまでも一例です。
さらに、事前に本や図鑑から情報をインプットさせると効果的です。
例えば、動物園に行く前に、図鑑を見ながら動物の種類を説明してあげましょう。
子どもは2次元に収まっている動物を見て、どのようなものなのかを想像をします。
そのあと、本物を見たときに受ける感動はより大きなものになります。
感動による経験は、感動や好奇心を司る脳部位を大きく成長させるとともに、さらなる好奇心へと繋がります。
この経験を頻繁に繰り返すことで、子どもは好奇心と感動を持つようになるのです。
旅行中に地図を広げて移動手段や場所を説明してあげましょう。
興味を示さないときはどうすればいいですか?

過去に、全く興味を示さない子どもを指導したことがありました。
勘違いしてはならないのは、子どもによって、好奇心・感動に対して差があることです。
そんなときは、好奇心がどのようなものかを教えてあげましょう。
子どもが知っているもので提示してみてください。

子どもの好奇心を引き出すような質問をしてみましょう。
繰り返し聞いたり、提案することで、子どもは何かを言ってくれるようになります。
さらに、子どもをおもいっきり褒めてあげましょう。
子どもは褒めてもらえた嬉しさから、積極的に不思議なことを探すようになります。
東大生の96%が経験していたこととは?
さらに、記憶力・集中力・想像力を倍増させて、脳のシナプスを太くすることのできる経験があります。
その経験とは熱中体験です

経験する内容は、泥遊びや積み木など何でも構いません。
ただし、この熱中体験を起こすには下記の2つが必須条件となります。
- 好奇心を持ち、感動することを求めている
- 保護者にも強い関心や興味がある
子どもに図鑑を与えても、どこかのタイミングで飽きてしまいます。
そこで、保護者も図鑑を読んで一緒に楽しんでください。

虫ってお腹で呼吸するんだねー!
えー!そうやって呼吸するんだ!
このように、保護者の強い興味関心が加わることで、子どもを熱中体験に導きやすくするこができます。
子どもが熱中するものとは?

子どもが実際に熱中体験したもの紹介します。
- 知識(図鑑) ⇒ 実体験(博物館など)
地球環境、人の身体、宇宙、乗り物、水中生物、動物、植物(花)、昆虫、恐竜、遺跡、国、ロボット、実験(科学)、果物、手品- スポーツ、武道、音楽活動
- 芸術・工作関連 ⇒ できたものを写真を撮って記録する
レゴ、プラモデル、ピタゴラスやブロック、折り紙、絵画- 知的活動
将棋、囲碁、チェス、カルタ、百人一首、人生ゲーム、パズル
ぜひ、子どもを熱中体験に導き、脳機能をアップさせましょう。
〜〜ちゃんは何か不思議なこと知ってる?