目次
- 子育てを楽しめていない
- 完璧な親を演じてしまう
こんにちは!幼児教育科学研究所の曽根です。
今回は、『親の幸せ=子どもの幸せの法則』について紹介します。
上記のように思われている保護者は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言うと、『親が幸せではない』と、『子どもは幸せになりにくい』のです。

間違いではありません。
ただし、子どもの幸せを優先するあまり自分自身の幸せや楽しみがないという状況は避けてほしいということです。
子どもは親の鏡?ミラーニューローンとは?

ここで、『ミラーニューロン』と呼ばれる現象を紹介します。
ミラーニューロンとは、本能的に近しい人間を真似してしまう現象です。
みなさんも経験があるのではないでしょうか。
子どもが初めて笑ってくれたとき、あなたは笑っていませんでしたか?
同じように、保護者が幸せそうにしていると、子どもも楽しく幸せに生きることができるのです。
子どもの本能を利用し、双方が幸せになる方法を紹介していきます。
保護者も子どもも幸せになる3つの取り組み
①自分の時間を確保する

まずは、最低週に1時間、自分の時間を持つようにしましょう。
夫婦ともにこの時間を持つことが大切です。

子どもと何かをしても構いません。
ただし、この時間は子どものためにではなく、自分自身のために時間を使いましょう。
②自分の幸せは子どもの幸せだと意識する

自分の時間を確保することは難しいと思われるかもしれませんが、
子どものために自分が幸せになるということを意識してください。
そうすることで、結果的に子どもの幸せにつなげることができます。
③完璧な姿を求めない

人は本来、完璧な存在ではありません。
保護者の完璧な姿だけを見ている子どもは、失敗することにプレッシャーを感じてしまいます。
むしろ、保護者が失敗し、それを改善しようとする姿を見せることで、子どももチャレンジし、失敗を乗り越えることができます。
子育てはやり直せる

子どもに完璧さを求めたり、もしくは他人と比較した結果、自分は子育てに失敗してしまった。
そのように考えてしまう保護者の方も少なくないかと思います。
また、子育てが辛いと感じてしまう方も決して少なくありません。
しかし、子育てが手遅れになったケースはありません。
あなたと子ども自身の幸せを前進させることを目標に行動していきましょう。
『親の幸せ=子どもの幸せの法則』のポイント
- 自分の時間を確保する
- 自分の幸せは子どもの幸せだと意識する
- 完璧な姿を求めない
- 子育てはやり直せる